千葉県・佐倉市の新型コロナウイルス感染状況について

                                                                                                                 (2021/04/9)


加藤病院長の現在の活躍について

 昨年、懇話会で講師として講演して頂いた、元東邦大学医療センター佐倉病院の院長で、現在医療法人芙蓉会五井病院の院長をしておられる加藤良二先生の現在のご活躍をご紹介させて頂きたいと思います。

五井病院の院長になられて2年になりますが、毎朝5時にユーカリの家を出発。マイカーで6時過ぎには病院に到着するという往復マイカー通勤は大変だと思いますが、前夜いくら遅くなっても、その通院時間に変化はなく院長としての責任と意思の強さはお医者さんの鑑だと感じています。

学生時代は、ラグビー部の選手として活躍し、体は頑健だと言って弱音を吐いたことを聞いたことがありません。

昨年は、千葉県に台風15号の直撃、更に台風19号の大雨により県内各地は大きな被害を受け、特に台風15号では高圧電線の鉄塔が倒壊して県内全域43万戸が停電により数日間にわたる事態となった。この台風15号では、自宅から五井病院に向かう際には道路上に倒木や建物の被害などで、それを避ける為にジグザグ運転をして病院にたどり着いた様子で、この台風が丁度千葉市付近に上陸した時であった。

自家発電装置が完備していれば問題ないが、その設備が整ってない病院では停電・断水・エアコンも使えない為に、重篤患者の受け入れを依頼されて多くの患者さんを受け入れるなど、他所の病院からの入院患者さんからは、称賛の言葉を頂いた。市原の五井病院は市原市内はもとより、木更津市の君津中央病院との間でコミュニケーションを取り、この難局を乗り越えたようだ。

この台風でテレビでも映し出された、市原のゴルフ練習場の鉄塔が倒れ、隣接している家々に鉄塔が倒れて

家がつぶされた映像が毎日放映されていた情景を思い出された方もいると思います。

五井病院の職員自宅も鉄塔の下敷きになったと伺っている。

加藤院長は、以前から外科医として優れた技術を有している為、県内・外の病院から手術の依頼を受けて、執刀医としての技術を施し、病院からは頼りにされて年に何度も出張をされていいます。

行って帰ってきても疲れた様子を見せず、平然としている様子はタフガイな外科医の印象です。

昨年の出張時では、台風の影響で停電騒ぎの県外病院では、自衛隊の出張CT車が来て検査を助けている映像をFace Bookを通じて知らされた事がありました。

こんな悪条件の中でも、依頼された病院の患者さんの為に医師としての責任なのかも知れないが、人の命を救う手術を施す為にためらう事なく出張に赴く先生の気概には感服致しております。

今年に入り、中国武漢から新型コロナウィルスにより、世界規模のパンデミックとなる質の悪い病気が蔓延し、日本国内では17,000人余、世界では730万人にも及ぶ感染者が出ました。

このような世界規模のパンデミックのウィルスで、死亡者の数も多く、医療関係者の罹患率も及ぶことから

加藤先生は、医療関係者のマスク・防護服・飛沫を防ぐ為のフェースフィールドを、罹患率を減少する為の器具を制作されて来つつある中で、千葉の制作業者(共同工芸社)と共同で、治療時に飛沫を防ぐ為にエアロゾルボックスを開発。これは全国ネットのテレビでも放映された、同社では更に、医療現場でPCR検査や気管挿管時に医療従事者の顔を患者から効果的に遮蔽しながら腕を自由に動かして必要な作業を行えるようにする器具も開発している。

これは特許物ですね。と尋ねた処、先生はこのような医療器具は、何処でもどこの病院でも使えるようにしなければならない器具だから特許などは取りませんよ。と仰っておられた。

加藤院長は、自分はいつも自分をさらけ出して、自分はこういう人間だと公言しており、自分を飾る事はなく、奢りもなく好奇心旺盛な人柄でお医者さんの中では珍しいタイプの先生ではないかと思っています。

これからも地域医療の為、又ゴッドハンドの医師として国内を始め世界にも名が響き渡るよう、益々の発展ご活躍を願っております。

                              令和2年6月12日    木内 健二